SDGs朝刊特集 掲載記事アーカイブ

熊本県立東稜高等学校

持続可能な社会に向けて、さまざまな活動に取り組む熊本県内の高校生のインタビューをシリーズで掲載します。

監修/澤 克彦(EPO九州)

 

戦争の記録を保存 次の世代に伝える

東稜高校3年
中村 尚道(たかみち)さん

 

東稜高校3年
中村 尚道(たかみち)さん

 図書委員会アーカイブズ班に所属していて、図書委員長も務めています。アーカイブズ班は熊本地震のため開催できなかった2016年の体育祭ポスターの原本が校内で見つかったのをきっかけに、司書教諭の高木康博先生(当時)が、東稜高校についての資料を集めて学校の歴史を知ろうと呼びかけて19年にできました。

 高木先生が個人的に、手紙などの戦争関連資料を遺族の方などから託されていたことで、アーカイブズ班でも戦争に絡んだ資料や熊本県の昔の公文書を調べるようになりました。私は子どもの頃から本が好きで歴史にも興味があり、いろいろな資料を自分の目で見られると思って1年生の時にアーカイブズ班に入りました。

 昨年の戦後80年を機に、高木先生が所蔵されていた資料を私たちが読み解いたり整理したりして、本校の図書室の一角に展示しています。県の高校生の研究発表大会や全国の歴史資料保存の専門家が集まる大会で研究内容を発表したことは、とてもいい経験になりました。

 戦争や災害など過去の記録をきちんとまとめて保存して、次の世代に伝えることはとても大切だと思います。そのためにも熊本に県立公文書館が必要です。後輩たちにしっかりバトンをつなぎたいですね。

 

辞典を使いながら資料を読み解く中村さん(東稜高校提供)

 

 


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