熊本放送は1953年にラジオ、59年にテレビの放送を開始した、県内民放で最初の放送局です。以来、地域密着の番組づくりを大切にしています。2021年には、地域メディアを通してSDGsを推進していく国連の取り組み「SDGメディア・コンパクト」に加盟。SDGsの〝地域の旗振り役〞として、積極的な情報発信をしています。
熊本放送は「届けたい、未来のために RKK with SDGs」を掲げ、番組やイベントなどを通してSDGsを意識した活動に取り組んでいます。昨年10月5・6日に花畑広場一帯で開催した「RKKまつり2024」では、ペットボトルキャップの回収ボックスを会場内に設置。約82㌔㌘のキャップが集まりました。「一昨年の約5倍増。多くの来場者に賛同いただいたおかげです」と担当者。キャップは協働した大東商事(熊本市)が回収・売却し、売り上げを「世界の子どもにワクチンを日本委員会」へ届けます。
ペットボトルキャップの回収プロジェクトは、RKKと大東商事が入会する「くまもとSDGsプラットフォーム」のマッチングで実現
2月16日の熊本城マラソンでは、金栗記念熊日30㌔ロードレースの生中継に、水素自動車の中継車1台を導入しました。水素を使って発電した電気を動力とし、車からは水のみを排出。選手にも環境にも優しい中継を実現しました。
金栗記念熊日30㌔ロードレースの生中継で使用された水素中継車。車両は東京のTBSアクト所有