企業の取り組み

職場環境改善をきっかけ新事業を創出
自社の課題は他社の課題

　白鷺電気工業株式会社は２０１７年にエネルギーを地産地消するＺＥＢ（ネット・ゼロ・エネルギー・ビル）を導入した新社屋を建設。災害に強く、環境に優しく、社員が働きやすい職場を実現しました。その後も、より良い職場環境づくりを積極的に進めています。ある社員から「席がエアコンに近く、冷風が直接当たって頭が痛くなる」との声を聞き、改善に着手。電力を使わず、エアコンの風を利用して回転する「ハイブリッドファン」という製品を導入し、解決しました。

同社では「２週間お試しキャンペーン」として最大３台を２週間無料で貸し出しています。冷房を使うこれからの季節にピッタリです。快適さをぜひご体感ください。

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　すると、そのことが思いがけない反響につながります。社屋を見学に来た人たちから「当社もハイブリッドファンを導入したい」という声が多く上がったのです。ニーズを実感した同社は、同製品の販売代理店業務をスタート。販売管理スキームを構築して自社の人的コストと業務負担を抑えるなど工夫し、ＳＤＧｓをビジネスと結びつけた新事業の創出へとつなげました。

取り扱っている「ハイブリッドファン」は３種類。周りにいる人がエアコンから直接風が当たるのを防ぎ、室内の温度のムラも解消。ファンが回ることで、エアコンの消し忘れ防止にも。

できるだけ手軽に、低コストで導入してもらえるように、女性社員が取り付けを行う説明のオリジナル動画を公開しています。