熊本県環境保全協議会は、県内の環境保全の取り組みを推進することを目的として1995年に設立された団体です。県内45市町村の賛助を受け、県内企業204社を会員としています。同協議会では「情報の収集・提供」「講演会・研修会の開催」「環境保全活動の支援」を活動の三本柱に、長年にわたって地域の環境を守り育む活動を続けています。
県内に事業所等を有する企業で構成する熊本県環境保全協議会では、持続可能な循環社会への関心の高まりを受け、会員向けに「サーキュラーエコノミー」をテーマとした研修会を開催するなど、会員の企業活動を側面から支援しています。これに加え、社会貢献活動として、地下水涵養や清掃活動にも取り組んでいます。
2023年度は、(公財)くまもと地下水財団の水田オーナー制度による大津町の休耕田での地下水涵養を図る田植えを実施。収穫米は参加者に配布したほか、(一社)熊本県こども食堂ネットワークにも寄贈しました。
また、2017年から継続している江津湖の清掃活動には過去最多となる約400名が参加し、約2時間で湖内の外来水草を約5トン除去しました。
同協議会では、会員企業活動支援や社会貢献活動を通して、環境保全のための取り組みを推進し、快適な環境づくりに努めて参ります。