産業廃棄物の処理を事業の主体とする大東商事株式会社。「受け入れた廃棄物は100%リサイクルを目指す」との企業理念のもと、持続可能な社会の実現のためにできることを考え、実行しています。2023年11月にはISO27001の認証を取得。情報管理のセキュリティーを一層徹底し、産業と技術革新の基盤作りやセキュアな事業活動の運営にも取り組んでいます。
大東商事は今、サーキュラーエコノミー(循環型経済)を意識した活動に力を入れています。従来の経済活動の中で破棄されていた製品や原材料を資源ととらえ、リサイクルで循環させるシステムを確立。「つくる責任」と「使う責任」の役割を果たしていきます。
2023年3月からは企業を対象にエコキャップ回収事業を開始。回収したキャップはワクチンに代えて開発途上国の子どもだちに贈っています。同年9月には熊本市西区でSDGs体験会を実施。約100名が参加し、干潟再生や天ぷら油の回収を通して楽しくSDGsを学びました。また、自社の重機の一部に高純度バイオディーゼル燃料を使用して環境保全につなげるシステムを構築したほか、地下水保全活動にも積極的に参加しています。同社は持続可能な社会の実現に向け、あらゆる可能性を模索し、実行し続けているのです。