熊本県環境保全協議会は、地域における環境保全の取り組みを推進することを目的に、1995年に設立された団体です。熊本県内45市町村の賛助を受け、県内企業214社を会員としています。同協議会では「情報の収集・提供」「講演会・研修会」「環境保全活動の支援」を活動の三本柱に、地域の環境を守り育む活動を続けています。
熊本県環境保全協議会では会員向けに環境保全のための知識や情報の交換をする場を年に3~4回設けている他、会員やその家族による社会貢献事業を継続的に行っています。
2013年からは地下水涵養を目的に、(公財)くまもと地下水財団の水田オーナー制度を活用して大津町の休耕田での田植え・稲刈りを実施。コロナ禍でイベントが開催できなかった2020・2021年は契約農家に栽培を依頼し、収穫した米を令和2年7月豪雨災害の被災者と、県内12カ所の児童養護施設へ寄贈しました。2017年からは江津湖の清掃活動も行っており、昨年11月の広木地区での活動には約200人が参加。湖内の外来水草の除去作業に汗を流しました。環境保全だけでなく、活動を通じて社会や人に貢献することを目指す同協議会。今後も取り組みは続きます。